OpenBlocks AX3/A6シリーズより、ARMコアのSoCを採用しましたが、AX3に採用されているArmada XPは、ARM Cortex-A9をベースアーキテクチャとしたSoCとしては、初のサーバ向けソリューションを指向した設計となっています。
本機の実装では、内部クロスバースイッチ下にGbEを最大4ポート、SATA I/F、Mini PCI-Eを配置し、ネットワークとストレージアクセスの強化を行うとともに、外部拡張を容易にしています。
AX3では、GbEポートが2ポート、または4ポートのモデルを用意しており、両モデルとも内部/外部にそれぞれ1ポートのSATA I/Fを持ち、内部に2.5inchのSSDを搭載することが可能となります。
<AX3/4 フロントパネル>
<2.5inch フルサイズSSD搭載例>
<2.5inch ハーフサイズSSD搭載例>
また、4ポートモデルは、Mini PCI-Eによる拡張バスを搭載し、SO-DIMMによるメモリ拡張が行えます。
OBSの設計ポリシーとして、耐環境性が上げられますが、AX3においても内部には有寿命部品を配置しておらず、45度環境下での動作保証を行っています。
Armada XPは、ブレードサーバとしていくつかのメーカで試験的に採用が始まっていますが、今回の実装はよりシンプルな構成でのフロントエンドサーバや、エッジのソリューションを志向したものであるといえます。
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