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2013-07-16

[.tested] Net Commons [AX3][A6]

NetCommonsはCMS(Contents Management System)とLMS(Learning Management System)とグループウェアを統合したコミュニティウェアです。
学校や大学等教育機関をターゲットとして開発されてきましたが、多種多様なWebサイトを短時間で構築できることが認識され、それ以外のウェブサイトの構築でも利用が広がっています。


Net Commonsは以下の環境が推奨環境であり、Debian 6.0によりパッケージ提供されるapache、mysql、php環境での動作の確認を行いました。

Webサーバ :           Apache 1.3 もしくは 2 以降
PHP :                    PHP5.1.6 以降
データベース:          MySQL 5.0 以降
OS :                       Linux, Windows Server
推奨の組み合わせ: Linux, PHP 5.1.6, MySQL 5.0.22, Apache 2.2.3

OBDN技術ブログによる動作検証は、該当するソフトウェアの動作の保証およびサポートを行うものではありません。
内容に関するご指摘などありましたら、ブログ記事の担当までご連絡下さい。

<検証環境>
OpenBlocks AX3/4 Debian 6.0 kernel: 3.0.6
OpenBlocks A6 Debian 6.0 kernel: 2.6.31

2. 導入方法


A6の場合、swapを別途設定することをおすすめします。設定方法に関しては、

OpenBlocks A6 FAQ: SWAPを設定するには、どのようにすれば良いですか

を参照してください。

NetCommons 最新版の入手

NetCommonsの公式サイトより、最新版、2.4.1.0 Linux版を入手します。

ダウンロード - NetCommons2公式サイト:

apache2パッケージのインストール

# aptitude install apache2

php5パッケージのインストール

# aptitude install php5 php5-gd php-pear php5-mysql php5-curl php5-intl php5-xmlrpc

mysqlのインストール

Moodleパッケージををインストールする前に、mysqlをインストールし、データベースを作成します。

# aptitude install mysql-server

インストール時に、管理者(root)のパスワードを入力してください。

データベースの作成

# mysql -u root -p

mysql> show databases;
+--------------------+
| Database |
+--------------------+
| information_schema |
| mysql |
+--------------------+
2 rows in set (0.00 sec)

mysql> CREATE DATABASE netcommons CHARACTER SET utf8 COLLATE utf8_general_ci;
mysql>grant all on netcommons.* to netcommons@localhost identified by 'nc';
mysql> quit

データベース名: netcommons
データベースユーザ名: netcommons パスワード: nc
で設定しています。(環境に合わせて変更してください)

 netcommonsプログラムパッケージの展開

# tar xvzf NetCommons-2.4.1.0.tar.gz
# cp -R NetCommons-2.4.1.0/html /var/www
# mv /var/www/html /var/www/nc
# chown -R www-data /var/www/nc

WebインストーラによるNetCommonsのインストール/設定

Webブラウザより、

http://ホスト名orIPアドレス/nc

にアクセスし、インストールを開始します。

言語に日本語を指定します。


確認後、次へ、を押します。


サイト名称、データベース名、データベースユーザおよびパスワードを入力します。


確認をして、次へ、を押します。







管理者のハンドル、ログインID、パスワードを入力します。


確認して、次へ、を押します。



インストールを完了します。


 サイトのURLを入力し、動作を確認します。


今回は、http:/ホスト名/ncとしましたが、virtualホストなどを使用する場合は、apacheの設定などを変更して下さい。

3.さいごに


Debian 7.1 (wheezy)ベースファームウェアを使用する場合、導入されるphp5のバージョンが5.4になっており、net commonsでは5.4以降のバージョンの場合、不具合が確認されています。
インストール自体は、一部修正で回避することが出来ましたが、他にも細かい修正が必要なため、wheezyで使用する場合は、php5.3以前のバージョンを導入する方が現実的ですが、より現実的な解としては、Debian 6.0ベースのファームウェアを利用することをお勧めします。

(*)2014/05/15 追記
NetCommons 2.4.2.0において、PHP 5.4への暫定対応がされています。
AX3にて導入を行ってみましたが、 インストールなどでは特に問題はありませんでした。
ただし、公式ページにも書かれている通り、一通りの動作確認はした状態であり、基本的には、2.4系まではPHP5.3、先のリリースとなる2.5系ではPHP5.4への対応となっていますので、2.4系では暫定対応のみとなるようです。

--
2013/09/09

- メニューでプルダウンテンプレートを追加
- メニューでパンくずリストテンプレートを追加
- ルーム管理で参加会員エクスポート、インポート機能を追加
- 施設予約で時間枠機能を追加
- アンケートでキーフレーズ機能を追加
- アンケートで回答非表示機能を追加
- Todoにブロックコピー機能を追加
- PHP5.4暫定対応
- GitHub無視ファイルの定義を追加
- Thumbs.dbファイルを削除
- ソースコードのインデントを一部修正
- 会員登録で択一選択の必須入力エラーメッセージが正しく表示されるように修正
- カレンダーでセンターカラム以外に配置した時のデフォルトルームを表示しているルームになるように修正
- フォトアルバムがIE10で動作しない不具合を修正
--

なお、net commonsは、A6においても、規模によっては実用になる速度で動作します。
moodleと同じく、、実際に使用されている方が居られましたら、稼動の規模や使用感などをお聞かせ下さい。

2012-07-04

【.tested】OpenPNE3.8.0 1/2 (apache+php+mysqlおよびパッケージ初期導入まで) [AX3]



OpenPNEは、オープンソースのSNS運用ソフトウェア群であり、株式会社手嶋屋さんを中心にOpenPNE Projectとして開発が続けられています。
公式サイトは、以下になります。












今回は、OpenBlocksAX3へのOpenPNE3.8.0の導入その1として、apache2+php5+mysqlの導入および、パッケージ展開、初期インストール、およびユーザ画面、管理画面の表示までの動作検証を行います。

OBDN技術ブログによる動作検証は、該当するソフトウェアの動作を保証およびサポートを行うものではありません。
内容に関するご指摘などありましたら、ブログ記事の担当までご連絡下さい。

<検証環境>
OpenBlocks AX3/4 Debian 6.0 kernel: 3.0.6

1.apache2の導入

・apache2パッケージのインストール
apache2-mpm-preforkを使ってみました。

# aptitude install apache2-mpm-prefork

インストールのみで起動します。

・mod_rewriteを有効にする

# a2enmod rewrite

2.phpの導入と設定

# aptitude install php5 php5-gd php-pear php5-mysql

・php.iniの設定
/etc/php5/apache2/php.iniを編集し、mbstringを有効にして下さい。

[mbstring]
; language for internal character representation.
; http://php.net/mbstring.language
mbstring.language = Japanese

; internal/script encoding.
; Some encoding cannot work as internal encoding.
; (e.g. SJIS, BIG5, ISO-2022-*)
; http://php.net/mbstring.internal-encoding
mbstring.internal_encoding = UTF-8

; http input encoding.
; http://php.net/mbstring.http-input
mbstring.http_input = auto

; http output encoding. mb_output_handler must be
; registered as output buffer to function
; http://php.net/mbstring.http-output
mbstring.http_output = UTF-8

; enable automatic encoding translation according to
; mbstring.internal_encoding setting. Input chars are
; converted to internal encoding by setting this to On.
; Note: Do _not_ use automatic encoding translation for
;       portable libs/applications.
; http://php.net/mbstring.encoding-translation
mbstring.encoding_translation = on

; automatic encoding detection order.
; auto means
; http://php.net/mbstring.detect-order
mbstring.detect_order = auto

; substitute_character used when character cannot be converted
; one from another
; http://php.net/mbstring.substitute-character
mbstring.substitute_character = none;

; overload(replace) single byte functions by mbstring functions.
; mail(), ereg(), etc are overloaded by mb_send_mail(), mb_ereg(),
; etc. Possible values are 0,1,2,4 or combination of them.
; For example, 7 for overload everything.
; 0: No overload
; 1: Overload mail() function
; 2: Overload str*() functions
; 4: Overload ereg*() functions
; http://php.net/mbstring.func-overload
mbstring.func_overload = 0

3.mysqlの導入

# aptitude install mysql-server

インストール時にMySQLを管理するrootユーザのパスワードを聞かれるため、予め決めておく必要があります。

・動作確認

# mysql -u root -p

mysql> show databases;
+--------------------+
| Database |
+--------------------+
| information_schema |
| mysql |
+--------------------+
2 rows in set (0.00 sec)

mysql>

4.OpenPNEパッケージのダウンロードと展開

公式ページからOpenPNE3.8.0パッケージをダウンロードします。
(パッケージはgithubにあります)

パッケージはzipパッケージとなっており、unzipにより展開します。
ファイルの配置に関しては、上記githubのページより、
OpenPNE3 / doc / ja / OpenPNE3_Setup_Guide.txt
を開いて確認してください。

パッケージのzipファイルを/tmpに置いた場合は以下の手順となります。

# unzip openpne-OpenPNE3-OpenPNE-3.8.0-0-g8c3a808.zip
# cp -r /tmp/openpne-OpenPNE3-8c3a808 /usr/local/
# cd /usr/local/
# ln -s openpne-OpenPNE3-8c3a808 OpenPNE
# chgrp www-data -R openpne-OpenPNE3-8c3a808
# chmod g+w -R openpne-OpenPNE3-8c3a808

5. OpenPNEパッケージのインストール
上記OpenPNE3_Setup_Guide.txtに従い作業します。
/usr/local/下にパッケージを置いた場合

・設定ファイルのコピー

# cd /usr/local/OpenPNE3
# cp config/ProjectConfiguration.class.php.sample config/ProjectConfiguration.class.php
# cp config/OpenPNE.yml.sample config/OpenPNE.yml

・インストールコマンドの実行

# ./symfony openpne:install

openpne:install コマンドを実行すると、はじめに、以下の事項の入力を求められます。

* 使用する DBMS (mysql, pgsql, sqlite から選択。ただし mysql
* 以外は未サポート)
* データベース名
* データベースへの接続用ユーザ名
* データベースへの接続用パスワード(未入力可)
* データベースサーバのホスト名(localhost など)
* データベースサーバのポート番号(未入力可)
* (DBMS に MySQL を選択し、サーバホスト名に localhost
* を指定した場合)使用するソケットへのパス(未入力可)

以上の事項について入力をおこなうと、インストール作業が自動でおこなわれます。

また、これらの入力事項をコマンドの引数としてデータベースの設定値を指定してインストールすることも可能です。
以下は使用例ですので、設定値は適宜変更してください。

# ./symfony openpne:fast-install --dbms=mysql --dbuser=username --dbpassword=password --dbhost=localhost --dbport=10 --dbname=databasename

・開発環境用ファイルを削除

# ./symfony project:clear-controllers

・mod_rewrite の設定
web/.htaccess の RewriteBase を各自の環境にあわせて編集して下さい。

  RewriteBase /

6. apache2の設定

ご利用の環境に合わせてapacheを設定します。
/etc/apache2/conf.d/localの一部を以下の様に変更しました。

DocumentRoot /usr/local/OpenPNE/web/ 
DirectoryIndex index.php


<Directory /usr/local/OpenPNE/web/>
      Options Indexes FollowSymLinks MultiViews
      AllowOverride All
      Order allow,deny
      allow from all 
</Directory>

7.動作確認

ブラウザからアクセス(ユーザ画面)

(1) http://<サーバのURLもしくはIPアドレス>/index.php にアクセス
(2) ログインフォームに sns@example.com / password と入力し、ログインできるかどうか確認
※メールアドレスとパスワードはログイン後に必ず変更してください
















写真やプロフィールの変更を行ってみます。
















・ブラウザからアクセス(管理画面)

(1) http://<サーバのURLもしくはIPアドレス>/pc_backend.php にアクセス
(2) ログインフォームに admin / password と入力し、ログインできるかどうか確認
※メールアドレスとパスワードはログイン後に必ず変更してください
















以上で、OpenPNEの導入から、ユーザ画面、管理画面までの簡単な動作確認を行いました。
次回、postfix回りやcron回りの設定を含む全体の運用についてご報告出来ればと思います。



2012-04-17

【最新ITトピック】 SNSと付き合う以前の話として

現実を受け入れることは必要だと思います。

千秋日記: 134 SNSは『知らぬが仏』の世界

個人情報は何が何でも出したくない、というスタンスを取っても、結局は様々な手法で個人は特定されるし、一時的にでも取得された情報はそれが正しい手段であろうが、正しくない手段であろうが、どこかで個人を特定する情報として紐付けられているわけです。
結局のところ、個人として紐付けられて良い情報をしっかりと把握しておくこと、セキュリティ上のリスク、および有事の際のリカバリまでをシミュレーションしておくことが大事なのだと思います。

そして、ソーシャルネットワークの世界でも、意識してそういった押し出しをしておき、ソーシャルネットワーク上での人格形成をしっかり考えておく必要があります。

そう考えれば、ソーシャルネットワークに限った話ではありません。表向きの顔をしっかり意識して作るのは当たり前ともいえます。

2012-03-19

【最新ITトピック】Facebookの台頭によってmixiの立ち位置はより明確に

Facebookが絶好調なため、どうしても国産SNSのmixiと比較されてしまいますが、そもそも比較する対象なのでしょうか?

INTERNET Watch: Facebookの月間ユーザー数は1000万人、年内にもmixiを抜き去るか

Facebookはソーシャルメディアとして認識したほうがよく、友達同士で何かを共有するための手段ではなく、社会における自身の繋がりや立ち位置での発言を共有する手段でしょう。
友達は少なくとも、シェアにより容易に拡散され、身内での話はよほど細かく制御しなければ機能しません。そもそも、Facebookの友達のレイヤを細かく調整するなら、Facebookではなく別の手段を使うべきでしょう。
アゴラに以下のようなblog記事がありました。

アゴラ: 今ではmixiがTwitterよりFacebookより奇妙なことに使いやすい

個人的にも、自分の社会に対する公式な見解や、自分を取り繕ってアピールする部分はFacebookのTLに置いて行きますが、本音や趣味の話、毎日の取りとめのない報告はmixi日記に書きます。
正直、Facebookの自分は、繋がりも含め右でも左でもなく、今回の震災に関連する立場に関しても、あえて曖昧にしています。仕事がら無駄な敵を作ることは出来ませんし、実名である以上所属する組織に迷惑もかけられません。
上の記事でも書かれている通り、mixiのコミュニティは事実上機能していませんし、スマホアプリも使いにくい上に仕様変更も多いわけですが、その程ほどにクローズな部分が丁度いいわけです。

Facebookがこういった部分を吸収できるか、というと、すでに友達という構造が違い過ぎて難しい。
その上、情報の流れる速度があまりにも速いために、mixiのような日記ベースの速度には戻れないと思います。

2012-03-12

【最新ITトピック】 FacebookやTwitterとの付き合い方以前の問題として

最近、デマの拡散についての話題がTLに頻繁に出てきます。
直近では、「被災者姉妹の最後のメール」でしょうか。真偽についてはまだ明らかにはされていないものの、拡散している時点では、限りなく黒に近いグレーの様な状況だったと思います。
自分は、この手のものはまず「作家物」としてレッテルを貼ってしまう、ヒネクレた性格なのですが、ヒネクレていなくとも、直情的に何かを右から左に回してしまうのはどうかと思います。
自身でも、FBに「流れがあると感じているなら、自分がそれに乗らなくたって勝手に流れる」とは書いていますが、ogochanが自身のblogのエントリにまとめているので、こちらの方が分かり易いでしょう。

僕が拡散に参加しなかったわけ

拡散すること=自身もその情報ソースの発信元の一部となる、ということは常に頭に入れておく必要があります。
当然ですが、デマであっても自身の目論見に合っていればあえて拡散するということもあります。様々な目論見があって、デマは拡散されているのです。