PoEや3G、RS485に対応しM2Mゲートウェイに最適なマイクロサーバ、
「OpenBlocks A7」を発表
OpenBlocks A7は、OpenBlocks A6をベースに、堅牢性、耐環境性はそのままに、機能拡張を行った製品です。
A6との違いは、
- Gigabitイーサネットを2ポートに拡張
- メインメモリサイズ 1GB (A6は512MB)
- USB 2.0ポート x2 (A6は1)
- PoEに対応 (A6は非対応)
- フラッシュメモリサイズ 256MB (A6は64MB)
DIOポートは削除 (A6は8bitDIOポートを装備)内部ピンにより7bitのサービスを行います。
詳細に関しては以下のページをご参照下さい。
OpenBlocks A7 製品ページ
また、全体のサイズも見直しました。
A6も1Uサイズではありますが、それより若干低くなり、LANのポート位置なども変更しています。
・A6シリーズとの比較
A7の内部写真
ハーフサイズのSSDが直接差し込めるソケットを持ち、2.5inch SSDは、専用ケーブルにより接続し、ケース内に内蔵する構造はA6と同様です。
A6との比較 ( 左: A6 右: A7 )
拡張されたインタフェースの分、部品点数は若干増えています。
インターフェイスが増えたため、600Dと同様に、背面にGbE/RS-232Cポート、前面にコンソールポートおよびUSBポートという配置に変更されました。
また、本体サイズもOpenBlocks 600とほぼ共通となり、ラックマウントキットは600用のものと共用となりました。現在600でお使いのラックマウントキットもそのままご使用になれます。
2. 対応するファームウェア
対応するファームウェアは、Debian 7.1ベースのファームウェアのみとなります。
3. デバイス検証について
検証するハードウェアのベースがA6と同じであるため、殆どの場合において A6/Debian 7.1の検証リストを参考にしていただいて構いません。
実際には、A7向けのデバイスの検証は、A6の検証と同時にA7のES機上でも行っています。 そのため、本記事以降は、検証リストはA6/A7が併記される形で修正されます。
ただし、本製品はメインメモリを1GB搭載していますので、swapを別途設定するような記述に関しては、A7では不要になる場合もあります。
今後は2ポートのネットワークを活用したAP構築や、経路制御系の記事も予定しています。
4. 出荷時期について
製品の出荷は、9月下旬を予定しています。
9/12より、当社法人向け窓口、代理店各社、当社オンラインページにて見積り/予約販売が可能となります。
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