Buffalo製 USB無線LANアダプタ、 WLI-UC-G300Nおよび、WLI-UC-Gの2製品を
Openblocks AX3において動作検証を行いました。
(上記2製品は、現行販売品ではありません)
OBDN技術ブログによる動作検証は、該当するデバイスの動作を保証およびサポートを行うものではありません。
内容に関するご指摘などありましたら、ブログ記事の担当までご連絡下さい。
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<検証環境>
OpenBlocks AX3/4 Debian 6.0 kernel: 3.0.6
1. 対応ドライバと事前準備
(1)WLI-UC-G300N
RT2870を使用しており、AX3のkernel-3.0.6では、rt2800usbドライバでサポートされています。
上記バージョンのrt2800usbドライバには、すでにWLI-UC-G300NのデバイスIDが追加されています。
なお、このドライバを使用する場合、ralink社のサイトより、
rt2870のファームウェア: rt2870.bin
を取得し、/lib/firmwareの下に置く必要があります。
dmesgでは以下のメッセージが表示されます。
usb 1-1: New USB device found, idVendor=0411, idProduct=00e8
usb 1-1: New USB device strings: Mfr=1, Product=2, SerialNumber=0
usb 1-1: Product: 802.11 n WLAN
usb 1-1: Manufacturer: Ralink
インタフェースはwlan0となります。
(2)WLI-UC-G
RT2571WFを使用しており、AX3のkernel-3.0.6では、rt73usbドライバでサポートされています。
上記バージョンのrt73usbドライバには、すでにWLI-UC-GのデバイスIDが追加されています。
なお、このドライバを使用する場合、ralink社のサイトより、
rt2571Wのファームウェア: rt73.bin
を取得し、/lib/firmwareの下に置く必要があります。
dmesgでは以下のメッセージが表示されます。
usb 1-1: New USB device found, idVendor=0411, idProduct=0137
usb 1-1: New USB device strings: Mfr=1, Product=2, SerialNumber=0
usb 1-1: Product: BUFFALO WLI-UC-G
usb 1-1: Manufacturer: Ralink
usb 1-1: New USB device strings: Mfr=1, Product=2, SerialNumber=0
usb 1-1: Product: BUFFALO WLI-UC-G
usb 1-1: Manufacturer: Ralink
インタフェースはwlan0となります。
2. wpasupplicantパッケージの導入およびインタフェースの設定
以下の記事を参照して下さい。
【.tested】Logitec LAN-W150N/U2WH(BK) 無線LANアダプタ [AX3]
以上、今回は手元にあった2種のアダプタの接続検証をしてみました。