M2M・IoTシステムの構築に最適な極小サイズのマイクロサーバー「OpenBlocks® IoTファミリ BX1」を発表
OpenBlocksシリーズは、従来より複数のLANポートを持ち小型堅牢かつ汎用のLinux環境を提供するマイクロサーバとして、ネットワークの監視管理、ゲートウェイなど、様々なシーンで利用していただいていましたが、今回のBX1シリーズにおいては、Wifi/3G/BlueTooth(BLE対応)を標準サポートした、無線通信に重点を置いた製品となっています。
発表ではスケルトンカバーに入った製品としてお見せしていますが、まずは内部写真をここに公開します。
カバーは試作品のため、スケルトン仕様となっていますが、製品ではホワイトとなる予定です。
外部コネクタ。上部がオプション有線接続用端子となり、ケーブルを交換することにより、USB(有線LAN含む)、シリアル(RS-232C/RS-485)、GPIO(最大19ポート)に対応します。
下部がSIMスロットです。
標準でUSBケーブルが添付します。本ケーブルはUSB側からの給電と、シリアル通信をサポートしており、PCに接続する場合は、 USBシリアル経由のコンソールとして見えます。
本体基板の裏側です。
本体基板の上部写真です。
本体の仕様は以下の通り。
CPU | モデル | インテル® Atom™ プロセッサー 500MHz (デュアルコア) | |||||
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動作速度 | 500MHz (デュアルコア) | ||||||
メインメモリ | オンボード | 1GB (LPDDR3) | |||||
FLASH ROM | 4GB (eMMC) | ||||||
内部インターフェイス | 3G(W-CDMA)※1 | ||||||
Bluetooth 4.0 | |||||||
Wi-Fi (IEEE802.11a/b/g/n) | |||||||
外部インターフェイス | USB 2.0(Type-A)ケーブル GPIO (最大19ポート) オプションケーブルにて対応 シリアル 1ポート RS-232C/RS-485 | ||||||
寸法 (mm) | 41.6mm(W)x 96mm(D)x 11.3mm(H)(突起部含まず) | ||||||
電源 | DC 5〜48V | ||||||
出荷時OS | Debian GNU/Linux |
※1 NTTドコモ FOMA網に対応予定。他通信事業者向けも検討中。
開発環境は、Debian GNU/Linuxを標準でサポートし、従来のOpenBlocksシリーズと同様に、実機ベースでの手早い開発環境をBXでも提供していきたいと考えています。
提供時期ですが、開発者向けに、本体と各種IOを外だし出来るボードをセットにしたDPパッケージを先に提供し(時期は未定)、製品としては2月を予定しています。
展示会の情報などは、以下のページでご案内しています。
特設サイトURL:
http://openblocks.plathome.co.jp/products/special/bx1_sp/
Facebook:
https://www.facebook.com/OpenBlocksIoT
現在、DPパッケージのリリースに前後して、いち早く製品をご覧いただけるよう、ハンズオンdayやハッカソン、アイディアソンなどを企画しておりますので、日程が決まり次第またお知らせします。
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