OBDN技術ブログによる動作検証は、該当するソフトウェアの動作を保証およびサポートを行うものではありません。
内容に関するご指摘などありましたら、ブログ記事の担当までご連絡下さい。
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1. tftpサーバのインストール
windowsの場合
TFTPD32 : an opensource IPv6 ready TFTP server/service for windows : TFTP server:
上記のアドレスより、tftpd32をダウンロードし、インストールします。
「Settings」ボタンを押し、TFTPタブより、tftpdのBase Directoryを指定、GLOBALタブのStart Services内のTFTP Serverにチェックを入れます。
指定したBase Directoryにtftpにより転送したいファイルを置きます。
AX3、A6のubootのターゲットファイル名はそれぞれ以下の通りになります。
AX3: uImage.initrd.obsax3
A6: uImage.initrd.obsa6
A6: uImage.initrd.obsa6
また、必要に応じて、DHCP Serverを立ち上げる事も可能です。
Debian Linux (7.1 wheezy) を使用する場合
tftpdパッケージを利用します。
# aptitude install tftpd
debian wheezyのパッケージの場合、/etc/inetd.confへのデフォルトの設定で、/srv/tftpを指定しているため、ディレクトリを作成します。
# mkdir /srv/tftp
上記ディレクトリに、立ち上げたいファームウェアイメージファイルを転送して下さい。
AX3、A6のubootのターゲットファイル名はそれぞれ以下の通りになります。
AX3: uImage.initrd.obsax3
A6: uImage.initrd.obsa6
A6: uImage.initrd.obsa6
tftpdサーバのアクセス制限の解除が必要な場合は、/etc/hosts.allowを編集し、以下の行を追加します。
in.tftpd: ALL (もしくは、許可するIPアドレスグループ)
2. ubootからのtftpboot
ubootプロンプトへの入り方
シリアルコンソールより、パワーオン->uboot起動すぐに、何らかのキーを入力することにより、コマンドプロンプトによる操作が可能になります。
IPアドレスの設定
先にネットワークのアドレスの取得もしくは設定を行います。
dhcpの場合
openblocks> dhcp
IPアドレスを指定する場合
openblocks>setenv ipaddr <IPアドレス>
openblocks>setenv gatewayip <ゲートウェイのIPアドレス>
openblocks>setenv netmask <ネットマスクの値>
openblocks>setenv gatewayip <ゲートウェイのIPアドレス>
openblocks>setenv netmask <ネットマスクの値>
tftpbootによるファームウェアの起動
起動する場合は、以下の操作を行います。ファームウェアの書き込みは行われません。
openblocks> setenv tftpserver <tftpサーバのIPアドレス>
openblocks> run os_load_boot
openblocks> run os_load_boot
tftpbootによるファームウェアの本体への書き込み
ファームウェアを本体に直接書き込む場合は、以下の操作を行います。
openblocks> setenv tftpserver <tftpサーバのIPアドレス>
openblocks> run os_load_prog
openblocks> run os_load_prog
3. さいごに
以上、特に補足することはありません。
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