2013年3月21日木曜日

[.tested] LAN-W150NU2 / hostapdによるWifiアクセスポイントの構築 [AX3]

Logitec LAN-W150N/U2WH(BK)は、802.11b/g/nに対応したUSB無線LANアダプタです。
前回、クライアント側のみの評価を行いましたが、今回はアクセスポイント(無線LANブリッジ)としてhostapd-2.0を導入し、設定、検証しました。


OBDN技術ブログによる動作検証は、該当するデバイスの動作を保証およびサポートを行うものではありません。
内容に関するご指摘などありましたら、ブログ記事の担当までご連絡下さい。

<検証環境>

OpenBlocks AX3/4 Debian 6.0 kernel: 3.0.6

1. 対応ドライバと事前準備

RT2870を使用しており、AX3のkernel-3.0.6では、rt2800usbドライバでサポートされています。

ただし、このドライバを使用する場合、ralink社のサイトより、
rt2870のファームウェア: rt2870.bin
を取得し、/lib/firmwareの下に置いて下さい。
また、上記ファームウェアはnon-freeのfirmware-ralinkパッケージからも導入することが出来ます。

dmesgでは以下のメッセージが表示されます。

usb 1-1: new high speed USB device number 2 using ehci_marvell
usb 1-1: New USB device found, idVendor=0789, idProduct=0168
usb 1-1: New USB device strings: Mfr=1, Product=2, SerialNumber=3
usb 1-1: Product: 802.11 n WLAN
usb 1-1: Manufacturer: Ralink
usb 1-1: SerialNumber: 1.0

インタフェースはwlan0となります。

クライアントとして使用する場合は、前回の記事を参照して下さい。

【.tested】Logitec LAN-W150N/U2WH(BK) 無線LANアダプタ [AX3]

2. アクセスポイントとしての設定方法 (ブリッジ接続)


wlan0およびeth0をブリッジ接続し、hostapdによりワイヤレスサービスを行います。

・事前準備

事前準備として、iwおよびbridge-utilsパッケージを導入します。

# aptitude install iw bridge-utils

・ブリッジ(br0)の設定

auto eth0
iface eth0 inet static
address 0.0.0.0

auto wlan0
iface wlan0 inet manual
pre-up iw dev wlan0 del
pre-up iw phy phy0 interface add wlan0 type managed 4addr on

# Bridge network interface
auto br0
iface br0 inet static
address 172.16.12.248
netmask 255.255.255.0
network 172.16.12.0
broadcast 172.16.12.255
gateway 172.16.12.5
dns-nameservers 172.16.12.6
bridge_ports eth0 wlan0
bridge_stp off

・hostapd-2.0の導入

今回は、debian/squeezeのhostapdパッケージ(0.6)ではなく、最新のhostapd-2.0を導入しました。
手順としては、

 hostapd-2.0のソースパッケージを入手
# wget http://hostap.epitest.fi/releases/hostapd-2.0.tar.gz

 ビルドに必要なライブラリのインストール
# aptitude install libssl-dev libnl-dev

 パッケージの展開
# tar xvzf hostapd-2.0.tar.gz
# cd hostapd-2.0/hostapd

.configの修正
# cp defconfig .config

以下の部分のコメントを外します。(802.11nを有効にする)
# IEEE 802.11n (High Throughput) support
CONFIG_IEEE80211N=y

 ビルド/インストール
# make
# make install

 設定ファイルとして、/etc/hostapd/hostapd.conf を以下の様に記述します。
 <SSID>およびパスフレーズはそれぞれの環境に合わせて変更して下さい。

interface=wlan0
bridge=br0
driver=nl80211

country_code=JP
ieee80211d=1

ssid=<SSID>
channel=6
hw_mode=g

wpa=2
wpa_passphrase=<設定するパスフレーズ>

wpa_key_mgmt=WPA-PSK
rsn_pairwise=CCMP

ieee80211n=1
wmm_enabled=1

 起動方法は以下の通りです。
 自動起動する場合は、rc.localに書くのが簡単です。

# hostapd -B /etc/hostapd/hostapd.conf

3.性能測定方法


iperfを使用します。

<サーバ側>
ブリッジ設定したAX3側にiperfをインストールし、サーバとして動作させます。

# aptitude install iperf

# iperf -s

<クライアント側>
ワイヤレス接続したPCに、jperfを入れて、GUIにより操作します。
jperfはsourceforgeより入手してください。

 JPerf | Free Development software downloads at SourceForge.net


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