2012年4月23日月曜日

【最新ITトピック】 日本が技術立国であり続けるには何をすべきなのか

技術者の流出をただの人材戦略で片付けていいのでしょうか。

ロイター: 韓国サムスンが日本人技術者引き抜き加速、人材戦略弱い国内勢

日本は開発立国ですが、それは技術者のリソースを「安定した雇用」や「先端技術者としての誇り」を担保として得ていたからです。
そして、大きな資本の下で働かない限り、最先端の研究に携わることは難しく、築き上げた技術は会社あってこそとも思います。
技術開発は人の確保だけではなく、先端技術であればあるほど、コストがかかります。当然、ビジネスとして立ち上げるならば、それが将来のビジネスサイズに見合っているかの判断も必要です。技術は、単に理論や発想だけで成り立っているわけではないのです。

個人的な考えでは、研究開発に従事する人というのは、「安定した雇用」と、「人としての誇り」、を満たされることを重視していると思います。
しかし、「安定した雇用」がビジネスサイクルに合わないという判断をすれば、残った「人としての誇り」はどうやれば確保出来るのでしょうか。
それは結局、報酬であったり待遇であったりするのですが、今の日本の企業体質では非常に難しい。

実際のところ、
技術第一な人よりは、仕事は並でも趣味が多彩でスマートな人の方が人気があります。もしかすると良い評価を得てしまうかもしれません。
しかし、優秀な技術屋の多くは不器用です。本当に必要なビジネスシードを持っていても、良い評価が得られない場合が多い。

この矛盾が今の時代が作りだした不幸だと思います。

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