2012年3月14日水曜日

【最新ITトピック】 メディア報道における、富士通研究所発表によるビッグデータ通信量100分の1の意味

これは、富士通の発表が悪いのではなく、メディアの受け取り方が悪いのではないかと思います。

RBBTODAY:爆発的に増加するM2Mデータを分散処理……データ量を100分の1に!富士通研究所が発表

つまりは、「インテリジェントソサエティ」によりローカルモニタリングを強化するとデータが増えるからローカルで解析して、解析した結果だけクラウドに上げます。その時のデータ量が元データの1/100になるということです。

しかしながら、スマートグリッドとセンサネットワークにより、何万人もの人を監視するというシチュエーション自体が現実的なのでしょうか。
例えば、電源ならば、部門での導入機材からおおよその電力消費は予想できるため、毎月の積算電力で結果をモニタリングすれば足る事。
ヒューマンセンシングにしても、毎日の行動をモニタリングすることは必要以上のプライバシーの侵害になるし、そもそもただでさえ過負荷ともいえる情報社会においては精神的ストレスの元となるのは明らかです。
もちろん、警備や管理などの一人作業者のモニタリングなど、必要な場所はあります。
しかし、ビッグデータとなるような規模での導入は考えにくいのです。

それ以前に、ICTというのは、会社の業務フローをなぞって設計されるものであり、元々の主体は人。その業務フローを計算機を使って作業効率を如何に上げるかということであり、全く利に適っていることです。元々人を中心にICTは作られているのです。
そのため、今になってわざわざ主客逆転というのは言い過ぎで、ヒューマンセントリックはあくまでアシスタンスのためのシステムではないかと思うのですが、どうでしょうか。

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